ごぼうは、よく洗って、黒い表皮をたわし、包丁の背などできれいにとり、
約5mm角、長さ10cmの棒状に、6〜8本分に切る。反らせないために両端と真ん中を
糸などでしばって、束ねて、酢水でアクを抜く為にゆでる。
沸騰したらゆで汁をすてる。
水100ccに上白糖100gを加えて煮とかし、束ねたごぼうを入れて煮る。
沸騰したら火を止め、そのまま一晩おく。(ごぼうは歯ざわりを残しておく)
翌日、ごぼうを取り出し、蜜だけを煮詰めてから糸をはずした、ごぼうをもどして煮立て、
そのまま浸しておく。使う前にもう一度煮立てざるにあけておく。
みそあんを作る。鍋に水25ccを入れ中火にかけ、沸騰したら白あんを入れてよく混ぜる。
西京みそを加えてこがさないように弱火でよく練る。ポッテリとしてきたら水飴を加えて、
よく混ぜて、火を止め、バット等に広げて冷ます。
耐熱容器に入れ白玉粉と水100ccを少しずついれ、だまにならないようによく混ぜ、
さらに残りの水と、上白糖もくわえ、どろりとした状態にして、ラップして、レンジにかける。
約1分したら取り出して、砂糖や白玉粉が沈殿しないようによく混ぜること。
次にレンジに再度入れて4分かける。途中で取り出して木べら等でよく混ぜる。
透明感がでてきたら、水飴30gを加えて、ラップをして、30秒レンジにかける。
取り出したらよく練ってください。念入りに手早く練ると、きめの細かいきれいな
ぎゅうひ生地ができます。
3を片栗粉を敷いたバットに移し、4〜5mmの厚さに手でたたき延ばし、
直径8cmの丸のパテ抜きNo.9で抜く。6〜8枚
抜いた残りの生地の片栗粉を刷毛できれいに払って、耐熱容器にいれ、水溶きした
赤の色粉を加えて、ラップをしてレンジで1分加熱し、よく混ぜて紅色に染める。
4と同様に2mmの厚さに延ばして、直径4cmの丸のパテ抜きNo.4で抜く。
6〜8枚(赤紅は少し濃いめに染めたほうがきれいです。)
刷毛で片栗粉をきれいに払い、白色のぎゅうひ生地のうえに紅のぎゅうひ生地を重ね、
中央にごぼうとみそあんを順に重ねて、二つ折りにしてできあがりです。
注意:レンジの機種によって、加熱時間は変わります。