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    古き良き時代のアメリカン・クッキー

     オートミールクッキーのような素朴なクッキーは、アメリカン・クッキーともよばれます。それは、かいたく時代のアメリカでつくられたクッキーの仲間だからです。そして、いまも、アメリカのペンシルバニアのダッチ・カントリーでは、アミッシュとよばれる人びとが、伝統のアメリカン・クッキーをまもっているそうです。ダッチ・カントリーは、ライン川流域から17世紀〜18世紀に移住してきたプロテスタント一宗派の人々の町です。
    ここでは、電化整品を一切つかわず、男性も女性も質素な服装で、かいたく時代そのままの暮らしを続けているそうです。生活用品はほとんど手づくりで、朝の祈りから夜の祈りまでの間、家族一緒に畑仕事やキルトつくり、保存食つくりと大忙し。そんな暮らしのなかで人々がほっとなごむひとときが、手づくりのクッキーを持ちよってのティーパーティーなのです。古き良き時代のアメリカでは、どこえもアメイカン・クッキーがたのしいかたらいの中心となっていたことでしょう。

    クッキーの種類

    クッキーには、作り方から分けて、大きく5つに分かれます。

    1. フリーハンドクッキー・・生地をスプーンでおとしたり、クルクル丸めたりするだけの簡単クッキー。

    2. 型抜きクッキー・・・薄くのばした生地を抜き型でぬいてやきあげる、オーソドックスなクッキー。

    3. アイスボックスクッキー・・・棒状にまとめた生地を冷やし固めてから、焼く前にスライスして焼きあげるクッキー。

    4. 絞りだしクッキー・・・柔らかい生地を天板にしぼりだして焼きあげるクッキー。

    5. ねりこみタイプのクッキー・・・小麦粉にバターをもみこんで生地を作るサクッとしたクッキー。

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