(1)ボールの用意…3個
◆チョコレートを入れるもの
◆湯せん用(チョコレートをいれるボールより小さいもの)
◆冷やすために水をはっておくもの。
(2)チョコレートを湯せんで溶かす。(板状のものはあらかじめ細かく削っておく。)
(3)40℃くらいでチョコレートが完全に溶けたら今度は冷水を張ったボールに乗せて、28℃ぐらいまで温度を下げる。木べら等で静かにかき混ぜながら冷やす。チョコレートの状態はドロドロとしている。
(4)再びすばやく湯せんにかけ、よく混ぜながら31℃〜32℃まで温度を上げる。80℃前後の湯にチョコレートの入ったボールを3秒ほど漬ける程度でよい。
(5)パレットや紙などにチョコレートを塗ってしばらく置いて、ツヤの加減を見ます。
◆チョコレートは、最低500gは用意してください。量が少ないとテンパリングがしにくい上に、キレイにできません。
◆チョコレートは、水と空気を嫌います。湯せんの時の湯や湯気、水などがチョコレートにかからないように注意してください。使用する道具もキレイに水分を取っておきましょう。
(6)湯せんから外したチョコレートはそのまま10秒ほど放置してよく混ぜる。
以上の操作(テンパリング)をした後、かわいいハートの型等に流し込んで冷蔵庫で冷やし固める。
◆温度計を使って細かく計測しながら作業を行ってください。
コーティングチョコ(洋生チョコレート)の使い方
テンパリングしなくても、きれいに艶よく固まります。
◆必ず40℃〜60℃ぐらいの湯で、湯せんして溶かして下さい。
◆4分の3位溶けた状態が一番適しています。(トロトロと落ちるぐらい。)
◆溶かして余ったチョコレートは、固まったら、元の缶に戻して下さい。このようにすると何回も使用できます。もちろん使い切ってしまうのが一番です
◆湯せんするときは、湯や湯気、水などがチョコレートにかからないように充分気をつけて下さい。 |